生活リズムが働いていた頃に戻った。そして断酒例会の出席を増やすことにより起床、いちご通所、断酒例会出席、就寝、飲まないための生活リズムになった様に思う。

いちごに通所するようになっていろいろ学び、感じることができるようになりました。嫌なことがあってもその事と飲むこととは別問題だということ、もう一つは自助グループの大切さがわかったことです。

断酒を続けながら社会で生活する為に、しっかりとした基盤をつくる大切な場所です。以前は人との交流が煩わしく、ひとりでいる事が多かったのですが、少しずつ人と交わるようになり、楽しくなってきました。

飲んでいた時と今では考え方が変わったと思います。飲んでいたら、何事もじゃまくさくなって、やらないといけないことも後回しにしてしまい、精神的にも思いつめては、また酒を飲むという繰り返しでした。なかなか一人では酒をやめることはできませんでした。今もまだ後悔にとらわれることもありますが、前を見て進まないといけないと感じています。そこへたどり着くまで時間がかかりました。仕事にも励んでいます。

ありのままの自分を受け入れることは、最も難しいことの一つでした。いつも落ち着いていなければならない。常に優等生でなくてはならない。そんなふうに知らず知らずのうちに自分を追いつめていました。酒は、そんな自分で自分を縛っていた抑圧から一時的にせよ解放してくれました。しかし、やがてその酒が自分の心身を支配する悪魔になってしまいました。人生遠回りしてしまいましたが、結局のところありのままの自分を受け入れ、ありのままの他者を受け入れた先に回復があるのではないでしょうか。まだまだ道の途上ですが、あきらめずに、仲間と共に回復の道を歩もうと思います。

ここに来ていたら、その時間だけでもギャンブルをしなくてもすんでいます。

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