グループホームいちご

〔共同生活援助事業〕

グループホームいちごは、家庭的な雰囲気の中で共に笑い、共に努力し回復を自分のものにしていく場所です。一人ではできないことも皆と一緒ならできます。
利用対象者は、アルコール、薬物、ギャンブルなどの依存症からの回復を目指している以下のニーズがある方々です。

・断酒や断薬、断ギャンブル生活につながる生活リズムを作りたい方
・生活スキルを身につけたい方
・親から自立したい方
・自分の居場所がほしい方
・楽しい生活を送りたい方
・ボランティアや社会参加をしたい方

Q. 年齢制限はありますか?

18歳以上から入居できます。
65歳になっても退去の必要はありません。

Q. 場所はどこですか?

大阪市阿倍野区に5住居と阿倍野区、東住吉区、
住吉区に7サテライト住居があります。
 ※定員34名となっています(2021年6月現在)

グループホームいちご (ワンルーム型、サテライト)
グループホームいちごB (マンションシェア型、サテライト)
グループホームいちごC (ワンルーム型、サテライト)
女性グループホームいちご (一軒家型、サテライト)
女性グループホームいちごⅡ (一軒家型、サテライト)

自立に向けた取り組み

自立した日常生活及び、社会生活を営むことができるよう生活の場を提供しています。提供する主なサービス内容は、食事、日中活動の支援、健康管理の支援、金銭管理の援助、申請書類等の援助、自助グループ定着の支援です。その他必要な介護、家事、相談支援も行っています。定期的に個別面談を行い個別支援計画に沿って提供しています。

各居室は冷暖房設備が完備され、使い慣れた家具などの持ち込みができ、落ち着いた生活ができます。共有スペースでは当番に入った利用者とスタッフが夕食を作り、皆で食事します。共有スペースでテレビの視聴や談話をして、寛いで過ごすことができます。スタッフは朝8時半から夜の9時まで常駐し、深夜早朝につきましては緊急電話にて対応していますので24時間安心して生活ができます。月1回のミーティングがあり、レクレーション、歓送迎会、鍋パーティは恒例行事として皆さんの楽しみとなっています。

一日のプログラム


〔起床、朝食〕
8:30
スタッフによる訪問・声掛け
朝食・朝の健康チェック
9:30
通院、日中活動の場へ通所
17:00
交流室や共有スペースで夕食スタート
19:00
各自助グループ(AA、断酒会、GAなど)
22:00
帰所、就寝

ご利用者の声

第一印象は、綺麗だなと思いました。退院後すぐの入居だったので、解放感がありました。何より安心して眠れる安心感が大きかったです。共同生活ですが、騒ぐ人などいないので静かに過ごすことができています。入院生活ではそうはいかなかったので。入居してからは、スタッフと決めた週間予定表を元に動きました。通所や自助グループの行き帰りは、慣れるまで同行もしてくれたので安心できました。帰り道で久しぶりに見た赤ちょうちんにはドキドキしましたが、今は、動揺することなく自助グループに行くことができています。初めは金銭管理トレーニングでイライラしたり、できない自分に腹が立って飲酒欲求がわきましたが、面談して自分の考え方を見直すことができ、お小遣い帳をつけて自己管理ができるようになりました。お金のありがたみも感じられるようになりました。飲まない生活をして思うことは、朝起きた時に以前は死にたいと思っていましたが、今は朝が気持ちよく迎えられているということです。みんなで食べる夕食もおいしい、手作りの夕食の温かみを感じることができています。グループホームに帰ってきて「おかえり」「ただいま」と言ってもらえる、言えることもありがたいです。自分の安心できる場所になっています。

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